羅臼沿岸に流氷接岸はいつ
羅臼沿岸に流氷が本格的に接岸したのはいつかというと、それは2月8日となります。
2月7日には流氷の先端部にあたる第一陣(バラ氷)が観測されていました。
ですがこのときは、小規模の流氷が部分的に岸に流れ着いたといった感じでした。
羅臼町内の陸から肉眼で見れたのは、2月8日のことです。
その流氷が、本格的に岸に着いたのはさらにそれから数日後となります。
海をまたがなくても流氷の上に乗れるほどとなったのは2月16日となります。
そう、まさに今日が流氷接岸の初日となりました。
ただし、これは民家が並ぶ羅臼の中心街からのことになります。
2020年の流氷は2月16日の時点ではまだ水平線ギリギリのところにやっと見える程度でした。
それから2日後となる2月18日には接岸寸前のところまで着ました。
しかし、もう一歩というところで、その日の接岸初日とまではいきませんでした。
知床半島の先端部は羅臼町より流氷接岸が早い
羅臼町は世界自然遺産に登録されている知床半島に位置しています。
この半島のちょうど半分くらいのところに羅臼町があるため流氷接岸は本日としました。
ですが、半島の先端部分に位置するあたりでは2月4日には流氷初日を迎えています。
なので、おそらくは岸への接岸も、流氷初日からそう遠くなかったのではないでしょうか。
残念ながら知床半島の先端部は、冬の間は陸を渡っては行けないのです。
羅臼町の中心地はこの先端部より毎年少し遅れての接岸となります。
それでも、今年の流氷接岸は例年に比べると若干早かったです。
ウトロなら流氷接岸は知床半島の先端部よりまだ早い
羅臼町側から知床半島を跨いだ反対側にあたる斜里町ウトロでは毎年もう少し早い竜業接岸となります。
今年も、1月の下旬には流氷が接岸していました。
これは、知床半島の先端部分が2月4日に流氷初日となっているので、それよりもさらに早い流氷接岸となります。